夜勤専従看護師として働くことに興味を持った看護師が気になるのが、どんな人が向いているかということです。
夜勤専従看護師は、夜勤にのみ従事する看護師だという点以外は、他の看護師と同じです。ただ、夜勤専従看護師に適性がある看護師には、共通している大きな特徴が2つあります。

1つ目は、基本的に夜型の生活を好んでいることです。夜遅くまで起きて活動していても全然負担に感じることがないという場合、夜勤にうまく対応できます。
朝は弱くて遅刻が心配という場合でも、夕方からの出勤になるので、むしろ朝は弱くても問題ありません。もともと夜型の生活をしていた人は、スムーズに勤務に慣れることができます。
朝にも夜にも強いという人でも全く問題はありませんが、夜中になるとどうしても眠くなる人にはあまり向かない働き方です。

2つ目は、一匹狼と呼ばれた経験があることです。
夜勤専従看護師になると、ほとんど他に看護師がいない状況で仕事をすることになる場合が多々あります。基本的には上司や同僚と綿密に相談したり、医師の指示を仰いだりせず、状況に応じた適切な対応が求められるのが特徴です。
そのため、かえってその方が本領を発揮できる人にとって、夜勤専従看護師は適職になります。人とコミュニケーションを取りながらうまく働いていくよりも、自分で判断して看護師として果たすべき役割をこなしていくのが性に合っている人は、夜勤専従看護師として存分に活躍できます。